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『日月神示下つ巻 (第22帖)

岩戸開く仕組 知らしてやりたいなれど
この仕組、言ふてはならず
言はねば臣民には分らんし、神苦しいぞ
早う神心になりて呉れと申すのぞ
身魂の洗濯いそぐのぞ。


アイカギ、ゝ〇(記号のマルチョン)
コノカギハ イシヤト シカ テ ニギルコトゾ




暗号というものは容易に理解されてはいけないもの
仲間内の、とある「キー(鍵)」を共有する者のみが
その文面を理解できるようにしなくてはならない…

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日月神示』は漢数字や謎の記号
時より、かな文字の入り混ざった文体で
最初に岡本天明さんがチャネリングした時には
意味不明で、解読のモチベーションの高まらない
代物だったのですが、あの元日本海軍大佐で
元大本(教)幹部で竹内文書の熱烈な支持者として知られる
矢野祐太郎(不敬罪にて収監中に獄死)の妻
矢野シンさんがその重要性に気づいて翻訳(解読)を
しはじめたことが、後に世に出るきっかけとなったもので
基本的には、その漢数字や謎の記号を語呂合わせで
「日本語」で読むようになっています。
(少なくとも八通りある解釈の一つでは…)

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『日月神示』原文



ちなみに『日月神示』に書かれている
「日本人」とは ?…の定義は
国際ルールによって定められた
国籍による
「日本人」という定義ではないようです。

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日本語で語られているので、まずは日本語を解することが
できる人であることは間違いないとは思われるのですが…

重要なのは、その精神性が『日月神示』でいうところの
日本人的であるということ・・・
目や肌の色は関係ない…というようなイメージのことが
『日月神示』にはよく書かれています。

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(極右的な思想だと誤解されがちなので
そうでもないことを強調したいのかも知れません)


『日月神示』の言いたいことの一つには・・・

この神示は国家や民族(ナショナリズム)の枠を越えて
宗教すら超えて、全世界を救済する真理だということ
があるようです。

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ナショナリズムとグローバリズムの融合 ?



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『日月神示』「五十黙示録」至恩之巻 (第16帖)    

 太陽は十の星を従たがえるぞ原子も同様であるぞ。
物質が変わるのであるぞ
人民の学問や智ではわからんことであるから
早う改心第一ぞ、 二二(ふじ)と申すのは
天照大神殿の十と種(くさ)の神宝に
ゝを入れることであるぞ
これが一厘の仕組み。
二二となるであろう、 これが富士の仕組み
七から八から鳴り鳴りて十となる仕組み
なりなりあまるナルトの仕組み。

富士(不二)と鳴門(成答)の仕組みいよいよぞ
これがわかりたならば
どんな臣民でも腰を抜かすぞ。

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一方的に一神でものを生むことできるのであるが
それでは終わりはまっとうできん。
九分九厘で『リンドマリ』ぞ
神道も仏教もキリスト教もそうであろうがな
卍(ブッダ)も十(キリスト)も
すっかり助けると申してあろうがな
助かるには助かるだけの用意が必要ぞ。
用意はよいか。
このこと大切ごと、気つけておくぞ。

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なりなりなりて十とひらき、二十二となるぞ
富士(普字)晴れるぞ、 大真理世に出るぞ
新しき太陽が生まれるのであるぞ。


記:1961年9月1日
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ここで、もう少し矢野祐太郎さんについてまとめておこう

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《八幡書店》
神政龍神会 秘密神示資料集成

矢野祐太郎(明治十四年) 東京築地に生まれる
元海軍大佐。退役し後に神霊研究家となる。

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海軍兵学校時代の恩師、浅野正恭少将
(浅野和三郎の兄)の紹介で大本本部を訪れて入信
大正7年には綾部に移住する。

(
日本の心霊学研究のパイオニア)
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浅野和三郎wiki

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大正15年、出口王仁三郎の満蒙入りを手助けするが
まもなく出口王仁三郎と袂をわかち
大本開祖出口ナオの筆先に明示された立替え立直し
の継承を模索する。

昭和3年にはナオの三女で王仁三郎と対立する福島ヒサを
中心とする大本の反主流派「大阪正道会」に接近
ヒサも霊媒体質で、みずからの自動書記『日乃出神諭』を
ナオの筆先を継承するものとして位置づけていた。

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矢野祐太郎は、出口ナオの『お筆先』
福島ヒサの『日乃出神諭』を中心に
天理、金光など各教祖の神諭類の比較研究に没頭する
昭和4年には自分の妻シンも神憑りとなる。

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またこの頃、矢野は大本の肝川支部に接近する。
肝川は兵庫県川辺郡の寒村で
明治末期に全村が大本信者となった特異な地であり
教団内 で「控えの地」として重視されたが
やがて支部長 車末吉の妻小房に
村の禁足地「雨の森」の龍神が憑依し
[肝川龍神]と称し独自のカルトとなっていた。
矢野祐太郎はこの肝川グループを
自己の指導権のもとに組織的に掌握したのである。

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昭和5年、矢野は磯原の天津教を訪れ
『竹内文献』を知り異様な感銘を受けるに至る。

神界→現界への移写という観念から
『竹内文献』こそは各種神示の内容を
「現界に即して完全に裏書きするもの」
と受けとめた矢野祐太郎は
『日乃出神諭』『肝川神諭』を神界史として立て
その現界への投影として『竹内文献』を立てる
という構造で『神霊密書』(『大宇宙史』)を著 し
神霊界-現界を通じての立て替え立直し
=神政復古の霊的計画をその中に定位するにいたる。 

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昭和9年、矢野は肝川に「天地和合神殿」を建立する
矢野によればこれは神霊界の「建替」の完了を意味し
あとはいよいよ現界「建替」を残すのみとなる。

同年11月、東京に「因縁者」による
「現界建替神軍」である神政龍神会を結成する。

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現界の「建替」に際しては、金毛九尾系統の神霊が
いよいよ最後の抵抗を試みるとされた。

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矢野祐太郎によれば・・・

金毛九尾が世界的に作り上げた肉宮
ないし、その団体がフリーメーソンである。

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大本弾圧、天津教弾圧、2・26事件の勃発にともなう
要注意人物一掃の一環として検挙され

昭和13年に獄死。

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北 一輝
戦前日本思想家社会運動家、国家社会主義者。
二・二六事件皇道派青年将校の理論的指導者として逮捕され
軍法会議で死刑判決を受けて刑死した。

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竹内巨麿 
平群真鳥の子孫であるとされる竹内家に、養子に入ったと自称し
「竹内文書」を奉じ祀る、皇祖皇太神宮天津教を興した人物。

1936年、内務省特高警察により不敬罪で逮捕、投獄される。
1944年12月12日、大審院無罪判決、結審。
判決では「この問題は裁判所の権限を超えた宗教問題である」
あるいは「単なる証拠不十分である」として
無罪が宣告されるに至る(第二次天津教弾圧事件)

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甘粕事件を報じる大正12年10月9日付の東京日日新聞夕刊

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甘粕事件wiki

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大逆事件wiki

日本では「御霊信仰」というのが大昔から流行っている。

何をもって「日本人っぽい」というのかは
人それぞれで様々なのでしょうが・・・
御霊信仰がやたらと強く根付いているのが日本という国
そこらへんに日本人っぽさの一つがあるような気がします。

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菅原道真

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崇徳院

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平将門

御霊信仰wiki

御霊信仰(ごりょうしんこう)とは
人々を脅かすような天災や疫病の発生を
怨みを持って死んだり非業の死を遂げた人間の
「怨霊」のしわざと見なして畏怖し
これを鎮めて「御霊」とすることにより祟りを免れ
平穏と繁栄を実現しようとする日本の信仰のことである。

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御霊信仰のルーツをさかのぼると・・・

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《大本》艮の金神とは?

高天原
たかまがはら
たかあまはら

「た」(or)「ま」がハラ

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《天下泰平》2013年06月10日
 日月神示と艮の金神





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諸星大二郎『孔子暗黒伝』より



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ハリハラ

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シェイク・スピア(槍)

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イザナギ イザナミ

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神話





『新約聖書』 ヨハネによる福音書 (1章)


初めに言があった。
言は神と共にあった。
言は神であった。


この言は初めに神と共にあった。
すべてのものは、これによってできた。
できたもののうち
一つとしてこれによらないものはなかった。

この言に命があった。
そしてこの命は人の光であった。
光はやみの中に輝いている。
そして、やみはこれに勝たなかった。

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ここにひとりの人があって、神からつかわされていた。
その名をヨハネと言った。
この人はあかしのためにきた。
光についてあかしをし
彼によってすべての人が信じるためである。

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彼は光ではなく
ただ、光についてあかしをするためにきたのである。

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すべての人を照すまことの光があって、世にきた。
彼は世にいた。
そして、世は彼によってできたのであるが
世は彼を知らずにいた。
彼は自分のところにきたのに
自分の民は彼を受けいれなかった。
しかし、彼を受けいれた者、すなわち
その名を信じた人々には
彼は神の子となる力を与えたのである。

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それらの人は、血すじによらず、肉の欲によらず
また、人の欲にもよらず、ただ神によって生れたのである。

そして言は肉体となり
わたしたちのうちに宿った。

わたしたちはその栄光を見た。
それは父のひとり子としての栄光であって
めぐみとまこととに満ちていた。

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ヨハネは彼についてあかしをし、叫んで言った

「『わたしのあとに来るかたは
わたしよりもすぐれたかたである。
わたしよりも先におられたからである』
とわたしが言ったのは、この人のことである」

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わたしたちすべての者は
その満ち満ちているものの中から受けて
めぐみにめぐみを加えられた。

律法はモーセをとおして与えられ
めぐみとまこととは
イエス・キリストをとおしてきたのである。

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神を見た者はまだひとりもいない。
ただ父のふところにいるひとり子なる神だけが
神をあらわしたのである。

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さて、ユダヤ人たちが
エルサレムから祭司たちやレビ人たちを
ヨハネのもとにつかわして

「あなたはどなたですか」と問わせたが

その時ヨハネが立てたあかしは、こうであった。

すなわち、彼は告白して否まず

「わたしはキリストではない」と告白した。

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そこで、彼らは問うた

「それでは、どなたなのですか
あなたはエリヤですか」

彼は「いや、そうではない」と言った。

「では、あの預言者ですか」

彼は「いいえ」と答えた。

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そこで、彼らは言った

「あなたはどなたですか。
わたしたちをつかわした人々に
答を持って行けるようにしていただきたい。
あなた自身をだれだと考えるのですか」

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彼は言った

「わたしは、預言者イザヤが言ったように
『主の道をまっすぐにせよ
と荒野で呼ばわる者の声』である」

つかわされた人たちは、パリサイ人であった。

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彼らはヨハネに問うて言った

「では、あなたがキリストでもエリヤでも
またあの預言者でもないのなら
なぜバプテスマを授けるのですか」

ヨハネは彼らに答えて言った

「わたしは水でバプテスマを授けるが
あなたがたの知らないかたが
あなたがたの中に立っておられる。
それがわたしのあとにおいでになる方であって
わたしはその人のくつのひもを解く値うちもない」

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これらのことは、ヨハネがバプテスマを授けていた
ヨルダンの向こうのベタニヤであったのである。

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その翌日、ヨハネはイエスが
自分の方にこられるのを見て言った

「見よ、世の罪を取り除く神の小羊。
『わたしのあとに来るかたは
わたしよりもすぐれたかたである。
わたしよりも先におられたからである』
とわたしが言ったのは、この人のことである。
わたしはこのかたを知らなかった。
しかし、このかたがイスラエルに現れてくださる
そのことのために、わたしはきて
水でバプテスマを授けているのである」

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ヨハネはまたあかしをして言った

「わたしは、御霊がはとのように天から下って
彼の上にとどまるのを見た。
わたしはこの人を知らなかった。
しかし、水でバプテスマを授けるようにと
わたしをおつかわしになったそのかたが
わたしに言われた
『ある人の上に、御霊が下ってとどまるのを見たら
その人こそは、御霊によって
バプテスマを授けるかたである』
わたしはそれを見たので
このかたこそ神の子であると」

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その翌日、ヨハネは
またふたりの弟子たちと一緒に立っていたが
イエスが歩いておられるのに目をとめて言った

「見よ、神の小羊」

そのふたりの弟子は、ヨハネがそう言うのを聞いて
イエスについて行った。

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イエスはふり向き、彼らがついてくるのを見て言われた

「何か願いがあるのか」

彼らは言った

「ラビ(訳して言えば、先生)
どこにおとまりなのですか」

イエスは彼らに言われた

「きてごらんなさい。そうしたらわかるだろう」

そこで彼らはついて行って
イエスの泊まっておられる所を見た。
そして、その日はイエスのところに泊まった。

時は午後四時ごろであった。

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ヨハネから聞いて
イエスについて行ったふたりのうちのひとりは
シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。

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彼はまず自分の兄弟シモンに出会って言った

「わたしたちはメシヤ
(訳せば、キリスト)にいま出会った」

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そしてシモンをイエスのもとにつれてきた。

イエスは彼に目をとめて言われた

「あなたはヨハネの子シモンである。
あなたをケパ(訳せば、ペテロ)と呼ぶことにする」

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その翌日、イエスはガリラヤに行こうとされたが
ピリポに出会って言われた

「わたしに従ってきなさい」

ピリポは、アンデレとペテロとの町
ベツサイダの人であった。

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このピリポがナタナエルに出会って言った

「わたしたちは、モーセが律法の中にしるしており
預言者たちがしるしていた人、ヨセフの子
ナザレのイエスにいま出会った」

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ナタナエルは彼に言った

「ナザレから、なんのよいものが出ようか」

ピリポは彼に言った

「きて見なさい」

イエスはナタナエルが自分の方に来るのを見て
彼について言われた

「見よ、あの人こそ、ほんとうのイスラエル人である。
その心には偽りがない」

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ナタナエルは言った

「どうしてわたしをご存じなのですか」

イエスは答えて言われた

「ピリポがあなたを呼ぶ前に、わたしはあなたが
いちじくの木の下にいるのを見た」

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ナタナエルは答えた

「先生、あなたは神の子です。
あなたはイスラエルの王です」

イエスは答えて言われた

「あなたが、いちじくの木の下にいるのを見たと
わたしが言ったので信じるのか。
これよりも、もっと大きなことを
あなたは見るであろう」

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また言われ

「よくよくあなたがたに言っておく。
天が開けて、神の御使たちが
人の子の上に上り下りするのを
あなたがたは見るであろう」

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ヨハネによる福音書(口語訳) 第1章wiki