Bob Marley - No Woman, No Cry (Official Video)
1. 香の煙によって、言葉は啓示された。
そして遥かなる薬によっても。
2. おお、食物と蜜と油よ!
おお、美しき月の旗よ
彼女が至福の中心に掲げるものよ!
3. これらは屍の包帯をほどき
オシリスの足を解き放つ。
それにより、炎の神が
その幻想的な槍をもって天を駆け巡るのだ。
4. …しかし
純粋な黒大理石でできたその哀しき像は
変わらぬ痛みをその目に宿し
盲目の者にはそれが苦い。
5. 我らは理解する──
王冠を戴く子の苦悶に引き裂かれ
震える大理石の歓喜を。
黄金の神の黄金の杖がそれを成す。
6. 我らは知っている──
すべてがなぜ石の中に、棺の中に
巨大なる墓の中に隠されているのかを。
そして、我らもまたこう応えるのだ
オララーム!イマーラル!トゥトゥール!と──
それは古の書に記されている。
7. その書の三つの言葉は、新しき時代への命である。
いかなる神も、書のすべてを読みしことなし。
8. しかし、汝と我と、神よ
我らはその書を一頁一頁記したのだ。
9. 我らにあるは、十一重の言葉の十一重の読み。
10. 七つの文字は、七つの異なる言葉を成す。
それぞれの言葉は神聖であり
七つの文がその中に隠されている。
11. 汝こそが言葉なり、我が愛しき者よ
我が主よ、我が導師よ!
12. おお、我に来たれ
火と水を混ぜ合わせよ──
すべては溶け去るだろう。
13. 我は汝を眠りの中に、目覚めの中に待つ。
もはや汝を呼び求めぬ。
汝は我の中に在すからだ。
ああ、我をその歓喜に調律した
美しき器と成したる汝よ。
14. それでも汝は常に別なるもの──
ちょうど我がそうであるように。
15. 我は思い出す──ある聖なる日を
年の黄昏に、オシリスの春分の黄昏に。
初めて汝を明確に見たその時を。
恐るべき試練が果たされた時を。
朱鷺の頭を持つ者が争いを鎮めたその時を。
16. 我は思い出す、汝の初めての接吻を──
まさに乙女のごとくに。
それ以外に道端での別の者はなく──
汝の接吻はとこしえに残る。
17. 愛の宇宙において
汝の他に誰一人として存在せぬ。
18. 我が神よ!我は汝を愛す
おお、金の角を持つ山羊よ!
19. 美しきアピスの牡牛よ!美しきアペプの蛇よ!
妊娠せる女神の美しき子よ!
20. 汝は眠りの中で動き出した──
ああ、幾年の古き悲しみよ!
汝は頭をもたげ打たんとし
すべては栄光の深淵に溶け去る。
21. 言葉の文字に終わりを!七重の言に終わりを!
22. そのすべての不思議を
痩せた迅き駱駝の姿へと解き明かせ──
砂漠を歩むその姿に。
23. 孤独なり── 忌むべき者なれど
それでも冠を手に入れたり。
24. おお、歓喜せよ!歓喜せよ!
25. 我が神よ!我が神よ!
我は時の星塵の中のただ一粒にすぎぬ──
されど物事の秘儀を司る者なり。
26. 我は啓示者であり、備える者なり。
我にあるは剣── そして司教冠と翼ある杖なり!
27. 我は入門を授ける者、破壊する者。
我にあるは地球──
そしてベンヌ鳥と、我が娘イシスの蓮の花!
28. 我はこれらすべてを超えし唯一の存在 ──
そして強大なる闇の象徴を身に帯びる者なり。
29. ひとつの印が現れん──
それは死の広大なる黒き海
そして、その中心に輝く闇の炎──
夜をすべてに放つもの。
30. それはより小さき闇を呑み込まん。
31. されど、その深淵にて
「何が在るか」と問う者は誰か。
32. 我にあらず。
33. 汝にもあらず、神よ!
34. 来たれ、我らはもはや理屈を述べ合うまい──
我らは歓喜せよ!ただ在れ。
沈黙し、唯一にして孤独な存在として。
35. おお、世界の孤独な森よ!
汝らは我らの愛をいかなる隠れ場に秘すのか?
36. 至高の者の槍の森は
「夜」「冥界」「怒りの日」と呼ばれる──
しかし我はその長であり、その杯を携えし者なり。
37. 我と槍持つ者らを恐るな!
彼らは悪魔どもを
取るに足らぬ槍で打ち倒すだろう。
汝らは自由なり!
38. ああ、奴隷たちよ!汝らは望まず、望む術すら知らぬ。
39. されど、我が槍の音楽は自由の歌とならん。
40. 巨鳥が歓喜の深淵より舞い上がり
汝らを我が酒杯持ちとして連れ去らん。
41. 来たれ、我が神よ!最後の歓喜において
我らは「多との合一」に至らん!
42. 物の沈黙の中に、力の夜の中に
呪われし三の領域を超えて
我らの愛を歓び合わん!
43. 我が愛しき者よ!我が愛しき者よ!
去らん、去らん── 集会を、法を
悟りを超えて、孤独と闇の無政府へ!
44. かくしてこそ
我らは我らの自己の輝きを覆うことができる。
45. 我が愛しき者よ!我が愛しき者よ!
46. ああ我が神よ、我の内なる愛は
空間と時間の拘束を超えて溢れ出す──
我が愛は、愛を知らぬ者たちに注がれる。
47. 我が酒は
かつて酒を味わったことなき者たちのために注がれる。
48. その香りは彼らを酔わせ、我が愛の力は
彼らの乙女たちより力強き子を生ましめん。
49. そうだ!酒も抱擁もなくとも──
そして声は答えた
「然り!それらのことは成るだろう」と。
50. そのとき我は、我のための言葉を求めた。
否、「我自身のために」。
51. そして言葉が来た。
「おお、汝よ!それで良い。
何も気にするな!我は汝を愛す!我は汝を愛す!」
52. それゆえ我は、すべての終わりまで信じ続けた──
そう、すべての終わりまで。
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「オシリス」
[オシリス]嫉妬・裏切り・そして復活!冥界の神オシリス
【オシリスとイシスの伝説】wiki

オララーム!イマーラル!トゥトゥール!
Olalám! Imál! Tutúlu!

「朱鷺の頭を持つ者」= 「トート」


「金の角を持つ山羊」と「翼ある杖」はこれか…


【ケーリュケイオン】wiki


「アピス」の牡牛よ!
美しき「アペプ」の蛇よ

【アピス】wiki 【アペプ】wiki
「ベンヌ鳥」と・・・

【ベンヌ】wiki
我が娘「イシスの蓮の花」

【イシス】wiki
【エジプト神話】イシス!偉大なる女魔法使いである女神を解説!
蓮はイシスの象徴です



「イシス」といえば・・・

Bob Dylan - Isis (Official Audio)
(昨年の4月17日の記事です)

(一昨年の4月17日の記事です)

「#マインドゲリラ・55」

ボブ・ディラン 『イシス』
5月の5日にイシスと結婚したが
あまり長続きがしなかった
それでおれは髪を切り 馬に飛び乗って
間違いを犯さずにすむよう
人の住まない見知らぬ土地へ向かった
闇と光の高地にきた
幹線道が町の真ん中を走っているところだ
おれは右手の杭に馬をつなげ
衣服を洗いに洗濯屋へ入った
隅っこにいた男がマッチを借りにきた
こいつは只者じゃないとすぐに分かった
「何かうまい話をさがしてるのかい」とやつは言った
「金はないぜ」とおれが言うと
「かまやしねえさ」とやつは答えた
二人してその夜 北部の寒気へと向かった
おれはやつに毛布をくれてやり
やつはおれに言葉をかけた
「おれたちはどこへ向かってるんだ」と訊けば
やつは「4日のうちには戻ってこれるさ」と答えた
「こんないい報せは聞いたことがない」とおれは言った
おれはトルコ石のことを考え
黄金のことを考えた
ダイヤモンドのことを考え
世界一大きな首飾りのことを考えた
峡谷を乗りこえ ひどい寒さをとおりぬけ
おれはイシスのことを考えた
おれをひどい無鉄砲だと思った彼女のことを
私たちはいつかまた巡り会うわ、と彼女は言ったものだ
この次に結婚したらいろいろ違っているはずよ、と
ただしおれが踏ん張りつづけ
彼女と友だちでいられたらの話だが
いまだに彼女が話した
いちばんいいことは何も思い出せない
おれたちは氷に閉ざされたピラミッドに着いた
やつは言った 「死体を見つけるんだ
そいつを持っていけばいい値段になるぜ」
それでやっと やつの考えていることが分かった
風がうなり 雪が吹き荒れた
おれたちは夜どおし切り出し 朝まで切り出した
やつが死んだとき 伝染病でなければいいがと願ったが
やり続けなければと思った
墓に押し入ったものの 棺はからっぽで
宝石も 何もなく やっと気がついた
やつはただ おれと仲良くしたかっただけだったのだ
やつの話を真に受けるとは どうかしていたに違いない
やつの死体をもちあげ 引っぱり入れ
穴へほうり込んでから もとどおりにふさいだ
早口で祈りを唱え さあ、これでいい
おれはイシスを探しに戻った 愛していると伝えるために
かつて川がよくあふれた草地に 彼女はいた
眠りでまどろみ 寝床が要った
おれは目に太陽をたずさえて東からやってきた
いちど彼女に呪いをかけると それに委ねた
「どこへいってたの?」
「大したところじゃないさ」
「あなた、変わったわね」
「そうかも知れないな」
「どこかへ行ってたのね」
「仕方なかったんだ」
「いてくれるんでしょう?」
「きみが望むなら、そうしよう」
イシス、おおイシス おまえは神秘の子だ
おれをおまえに駆り立てるもの
そいつはおれを狂気に駆り立てる
いまでも覚えているぜ
おまえのその微笑んださま
霧雨に濡れる 5月の5日に

「#マインドゲリラ・
全ての流れが一つにつながるタイミング」